「どっちがいいの?」 大前提

新しいカテゴリ作ります。

「どっちがいいの?」というもの。
どっちの料理ショーみたいな感じです。でも白黒は付けません。

例えば、「パソコンを買う時、自作がいいかメーカーがいいか」とか
「旅行する時、ツアーがいいか個別手配がいいか」とか
「量販店で買い物をするとき、現金値引きがいいかポイント還元がいいか」など。

ま、言ってみれば「人によって違う」ものを対象にしたいと思います。
つまり、どういう人はこっちを選べば満足度が高くて、どういう人が反対を選ぶといいか、という感じ。

これは、他人に提示する時もそうだと使えると思います。親とか友達とか。

んで、大前提
相手に何か薦める場合ですが・・・・相手によって言うことを変えろ、という事。
また、自分をよく知っている事が重要になってきます。

人間には二通りあります。
よく営業などで使われる「片面提示」「両面提示」という言葉があります。
その言葉を使って説明します。

片面提示とは、文字通り片方の提示だけをする方法。
「おい、これとこれ、どっちがいい?」と聞かれたときに「こっちです」という奴。
説明を求められたら説明するだけ。そうでなかったらそれで終わり。
これで文句を言わない相手だとこれが一番いい。
また、双方無駄が無くすっきりしている。

両面提示とは、対象の「メリット・デメリット」を説明する方法。
また、二つあればそれぞれのメリットデメリットを提示します。
もちろん、その上でどっちがいいかは相手が決めればいい。

よく「相手が低学歴だと片面提示がいい」といわれますが、僕はそうとも限らないと思う。

相手がどういうタイプかを判断するのは重要ですが、それは学歴じゃなく性格だと思う。
優柔不断な人には片面提示。全部自分で決めたがる人には両面提示。
提案するこちらに責任を押し付けてくるような相手には両面提示。

また目上の人などに多い「おい、お前の意見を聞いているのだ」という人には片面提示。
両面提示してもどっちみち、「んで、お前はどう思う?」と聞かれるのがオチです。
もちろん、提案したからには責任もある程度背負う必要があるでしょう。

相手がどっちのタイプか分かっている人には、最初から一つの提示。
分からないときは、最初に聞いてもいい。「長所と短所の説明がいりますか?」とか。
世の中には、過程などどうでもいいって人も多いんです。

僕の経験上、両面提示を必要としている人ってのは意外に少ないように思います。
本当に何も知らない人に、あれこれ言っても困らせるだけですから。
また、「お前を信頼している。プロとして意見を求めているんだ」って人も多い。
つまり、メリット・デメリットを踏まえた上で、相手にはどっちが合うかってのも含めて
自分に判断を仰いでいる場合。

その場合、ある程度質問くらいはしてもいいと思う。何を重視するか、など。
全く材料も無く、判断できませんから。
ただ、最終的に自分としての意見は言ったほうがいいと思います。キッパリと。

人に物を提示するってのは難しいもの。
でも、「どっちがいいんやろなー?」って人に聞かれる事は多いと思います。
このカテゴリは、そういう事を聞かれる事が多い人、あるいは読み物として
楽しめる人のために作りました。

だから、とも言えますが、「ズバリ、どっちだよ!」と僕に聞いてくる人は
このカテゴリは無視してください。状況も書いてくれるなら別ですが。
両面提示をしますので、その上で「あぁ、俺にはこっちがいいかな」と思う人、
あるいは他人に片面提示する時に、「あぁ、この人にはこっちの方が合ってるかな?」って感じで利用してください。

もちろん、僕も完全な理解の無い分野も多いと思います。
勘違い箇所があれば指摘して下さい。

そういう意味では「お得なサービス」カテゴリとは別な感じですね。

コメント

  1. かにたま より:

    ワクワク♪
    旅の話が既に楽しいです(*^_^*)

    今は時間がいっぱいあるので、ぜーんぶ聞いてから
    じっくりと研究したいって感じ(ちゃんと家事しなはれだけど(笑)

    「どっちがいい?」って聞かれてることが
    ・本当に悩んでて、人の意見が聞きたい時
    ・実は内心で決まってて、後押しが欲しいだけの時
    のどちらで判断するかが難しい時がありますけどね(^^;;;
    両方ほどほどよくって「どっちでもいい」って思う時、なんと答えていいやらと思います。

  2. clausewitz より:

    かにたまさんへ
    コメントありがとうございます。

    かにたまさん程、旅慣れた方には今更コメントは不要だとも思うのですが(笑)

    「どっちがい?」って聞かれる時の相手の本心ですが、どっちにした所で相手の性格次第で返答を変えたらいいかと思います。
    内心決まっていて後押しして欲しいって時であっても、「この人は、責任転嫁タイプだな」って思うと必ず両面提示する事にしております。

    その時でも「こっち(相手が望んでいる方)には、こういうデメリットもあるけどそれが分かって選ぶのだったらいいと思うよ」って釘を刺すとか。

    後でとやかく言われるのは嫌だからね。
    そういうタイプの人は、人にも「あいつに言われてやったらとんでもない事になったよ」と言って回るし。
    そんな愚痴を聞いた人も嫌でしょうし。

    また、(新たな境地に)脱皮しようとして悩んでいる人にも、必ず両面提示の方がいいかも。
    そうする事でより「自分で選択したんだ」っていう自信が付きますし。
    成功した場合、提示したこちらも誉めてあげるとより自信が付きます。

    どうでもいい場合も相手次第。
    親切にアドバイスして恨みを買われるのはごめんですから。

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