14歳の挑戦

明日から富山県内では「14歳の挑戦」が始まります。
おそらくはじめて聞く方もいるかと思うので簡単な説明をします。

中学2年になった子供たちが、社会勉強のために一週間(正確には五日間)
県内の事業所で働くというもの。
「13歳のハローワーク」(村上 龍)の実践版といった所。

きっかけは不登校やいじめの防止みたいです。
(もちろん、職場見学や仕事探し、自分探しなどの意味合いもあります)

平成11年度から開始されたこの制度、13年度からは富山県内の全公立中学が参加。
受け入れ事業所数も3000を超えました。

子供や事業所はもちろん、我々客にとっても大いに刺激になる一週間です。

県外からいらっしゃる方、この一週間はたとえレジが遅かろうと、何かを間違えようと・・・大目に見てあげてください。
社会の厳しさを教えるのもひとつの教育ですが、大人が優しさを示すのも彼らにはいい教育になると思います。

この制度、全国展開したらいいと思うのになあ

詳しくは・・・・こちら(PDFです)
内閣府経済社会総合研究所の見解はこちら(PDF)

PS:調べてみたところ、この一週間だけではなくて、10月末までの期間のうち五日間、みたいですね。富山でどう考えても子供だ、ってのがいたら「14歳の挑戦」です。

コメント

  1. otto より:

    面白い企画ですね
    それは面白い企画ですね。

    というか、素晴らしいことだと思います。

    やるな富山県!!って感じですね。

    次から富山に行くのが少し楽しみになりました。

    「14歳の挑戦」中の子供を見つけたいものです。

    そしてその子を見守ってあげたいですね。

  2. clausewitz より:

    見守ってあげて下さい
    富山って時々、楽しいことをやってくれます。

    ハイテク関係(GPSやライトレールなど)が好きなのはもちろんのこと、独自の老人ホームや14歳の挑戦など、福祉関係も面白いことをやってくれたりします。

    大学の教科書でもいくつか紹介されており、いろんな試みをしているんだなあと思いました。

    これからも「温故知新」的な、時代にあったシステムを作り続けて欲しいと思う反面、自分たちも何か新しい事をしないといけないな、と考えさせられました。

  3. かにたま より:

    楽しそう!
    14歳の~ってカッコイイ題名ではなかったけど

    以前勤めてたバイト先にも1週間ほど中学生が体験しにきてたよ~

    「働く」って気持ちで来てるからかダレることなく挨拶もしっかり!

    孫の将来を想像したのか、社長は嬉しそうに目を細めてたし・・・

    終わったら職場にお礼状が来るんだけど、

    その気持ちが残ってくれたらって思わずにいられなかったよ☆

    心配でもある程度任せてみるって、いいのかもしれないですね(*^_^*)

  4. clausewitz より:

    そうですねー
    お礼状、ちゃんと書くみたいですね。

    それも教育なんでしょう。

    子供は責任を感じると認められようと頑張ります。

    それが大人への第一歩ですね。

    我が村でも中学生になると一気に責任感がましてきて、

    大人には敬語を使い、小学生にはリーダーシップを発揮してくれます。

    みんなちょっと前までは、ぐずって泣いたり文句ばかり言っていたのに、と思うと見ていて非常に頼もしい。

    教育は地域社会でするのが一番健全だと思います。

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