民主党代表に小沢一郎氏

前回記事にした「堀江メール問題」で書いたとおり前原代表は窮地に立たされ代表を辞任しました。
後任に登場してきたのが管氏ではなく小沢氏であったのは多少意表をつきました。

民主党として管氏は何度か代表を務め実績はあるのですが、「結局何もできない」と思われたのでしょうか?小沢氏になっちゃいました(笑)

小沢氏といえば「豪腕」で知られる人間。
27歳で衆議院議員になり、田中角栄の元で育ち47歳の若さで自民党幹事長へ。
海部内閣時代、選挙資金として300億円を集め「小沢でないと選挙で勝てない」といわれる。この事で小沢=カネとなり、なんか「裏で悪いことしている人」ってイメージまでできあがる。
自民党から抜けてからは「新生党」幹事、「新進党」党首、「自由党」党首、「民主党」へ。新党結成と解党を繰り返し「壊し屋」のイメージができてしまった。

マスコミも一時期ほど小沢小沢と言わなくなったが、いつの時代にもやはり小沢は小沢だった。裏でコソコソっていうよりも裏で堂々としていた。

さて、小沢氏が党首(しかも最大野党の党首)となった事によってどう変わるか、ということであるが、場合によっては一気に政治が進む可能性がある。
小沢氏は非常にストレートで分かりやすい人だと思う。昔からほとんど政治理念が変わっていない(この点では小泉氏と同じ)。

まずは国際貢献。小沢氏はアメリカとのパイプが強く、国連軍に対して積極的だ。
9条を改正し自衛隊(国連軍)を海外派遣し日本の立場を明確にするというのが信念。金だけでなく軍隊を、という人です。

彼はこの構図を作ることだけがメインのように思います。それにともなって憲法改正、消費税をアップ(竹下内閣が導入した時も閣僚(内閣官房副長官))するのだと思います。
福祉政策的な事をいったのは、「主婦にも年金満額支給」くらいではないでしょうか?

とりあえず国民がイメージする「野党」では無いような気がします。
少なくとも現在の自民党に反対し国民の生活を考えた政治をするっていう従来の野党のイメージとは正反対です。自民党よりも積極的な「右」だと思います。

彼の主張は非常に分かりやすい。曲がった所も一切ありません。
だからその主張を国民がどれだけ受け入れるか、ですね。
国民がその思想(国連中心主義、「普通の国」理論、小さな政府)を受け入れると政治は一気に進むと思います。
しかし、巨大な自民党と自民党的な考えの最大野党が、国民の意図とは全く反対の方向に進む可能性は十分にあります。
現状ではそれを止める手だては一切ありません。関連法案は衆議院でも参議院でもあっさり通過するでしょう。

その時に一波乱あるでしょうね・・・

コメント

  1. まり より:

    とろろ
    芸能人のヒミツ教えちゃいます♪

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