久しぶりにリフォームについて書きます。
というかずーっと「給湯器」についてどれにしようかと迷っておりました。
最初の内あまり考えずに配管屋さんが
「今の所、灯油で見積もりしておきました。変更があったら言ってください」
って言われていたので、そーするかって思ってました。
しかし、電気屋さんから「電気の方がいいんじゃないかなー?」って言われて
「・・・さてと」って感じで考えるようになりました。
僕は「とにかく何でも自分で考えないと気が済まない」というやっかいな性格
なので業者には嫌われちゃいますね(笑)
業者っていってもみんな親戚なのですが、いちいち専門的な事まで興味が出てきて
「メリット」「デメリット」を聞いてしまいます。
給湯に関しては、配管屋は安い方、電気屋は電気といかにも普通の進め方でしたが
少し疑問に思ったのが電気屋さんがエコキュートを勧めなかったことですね。
そこで自分で調べたくなってしまったのです。
自分なりに調べた結果が以下のような感じです。
素人意見としてとらえてください。
<ガス給湯>
我が家には都市ガスが来ていないので考えませんでした。
<石油給湯>
○購入価格が安い(定価23万くらい?)
○タンクに溜めないのでお湯が新鮮
○日中どれだけ使ってもあまり関係ない
×水圧は減圧しなければならないので弱くなる(シャワーが弱い)
×オール電化にならない
×寿命が一番短い(10年~13年)
×ランニングコストが高い(月に5000円くらい)
×雷の時、火災発生の可能性がある
<電気温水器>
・購入価格は真ん中(定価で50万くらい?)
○深夜電力を利用できる(月に2000円くらいかな?)
○高圧式にできる(シャワーが強い)
○オール電化対応
○構造が単純なため寿命が長い(30年以上)
×タンクに水を溜めるので水質が心配
×昼間にわかすと高い
<エコキュート>
○ランニングコストが一番安い(月1000円くらい?)
○高圧式に出来る
○オール電化対応
○高温給湯が可能なのでタンク容量が少なくても不足しない
×タンクに水を溜めるので水質心配
×購入価格が高い(定価で80万くらい)
×意外に寿命が短い(13年~15年)
・補助金が出ると言っても最近は5万程度
やはり問題は
「オール電化」ですね。
我が家は「畜暖」の導入を決めましたので深夜電力は使えます。
そしてもしかしたらガゲナウのバーベキューグリルが「電磁調理器」として扱われるかもしれないとのことで給湯を電気にしたら「オール電化」になるのです。
しかし、給湯を入れないと二つそれっていても「畜暖のみ」のプランになるようです。割引もそれだけ低くなるようです。月に3000円は変わってきます。
次に「昼間の使用料金」
電気温水器、エコキュートは夜は安いのですが昼間は高いです。
エコキュートは高温で給湯できるのであまり昼間に焚くことは無いかもしれません。仮に昼間に焚いても電気の3分の1なのでそれほどかからないかもしれない。
でも、電気温水器はマジで高そう・・・。
普通の家庭は夜に風呂に入るし全体での時間も短いと思うのですが、我が家の場合
バラバラなんですよ。
妻は8時頃に入ることが多いです。でも父親は深夜1時頃。
僕は仕事のある日は夜に風呂、朝にシャワーするのです。
夏場に関しては父親も僕も昼にシャワー。しかも2回シャワーする日もあります。
夏場の昼って高いんだよなあ・・・電気。
「最終的なコスト」ってのは微妙ですね。
ランニングコストはエコキュートが安いけど、寿命が短いのと導入コストの問題がある。寿命が短いってのは、電気屋さんが言うには
「本体は単純だが、ヒートポンプの部分はエアコンの室外機と同じで寿命がある」
とのこと(だから電気温水器を勧められました)
灯油の給湯は壊れても安いのでなんとかなりそうですが、また購入するとなるとエコキュートはきついですね。
しかし、決定的となったのは「水質の問題」でした。
電気やエコの場合タンクに水を入れるのですがどうやらタンクの中は完全には掃除できなくて、ポットの中の白い奴みたいなのが溜まるらしいのです。どんどん付着して・・・。普通の家庭ならそれほど気にする問題でもないと思うのですが、我が家は井戸水!
実はシャワーと給湯では水道水のように塩素臭くなくていいのですが、浴槽に溜めて一日もする「やや臭くなる」のです。殺菌されてないからなんでしょうね。
だからタンクに溜めておくのが心配なのです。
結局はやはり「灯油の給湯」が一番いいのかも知れませんね。
オール電化は確かに安くなりそうですが、井戸水なのでエコキュートなどは何かあっても補償対象外だし・・・。
最終決定はもう少し後になると思いますが、他に何かあったら教えてください!

コメント
我が家は
灯油です。
オール電化は止めました。ウチの場合は、床暖との兼ね合いがあったもので。
あと、どうしても足し湯で無く「追い炊き」が出来るお風呂にしたかったものですから
それと、エネルギーの系統を2種類にしときたかったので。
以上、我が家の場合でした。
追い炊き
コメントありがとうございます。
実はメールで「どちらにしてますか?使い勝手はどうですか?」って聞こうかとも思っておりました(笑)
でも忙しい時期ですし・・・図々しいかなと思い止まりました。
やっぱり灯油ですか!
同じ結論なので少し安心しました(笑)
さて、追い炊きですが、最近の電気温水器&エコキュートは「追い炊き」も「炊き増し」も出来るみたいなのです。
床暖房について考えるとエコキュートなどは不利ですよね。昼に使うことが圧倒的に多いので。そういう視点は考えておりませんでした。
エネルギー系統を2種類というのはやはり「どちらかが高騰しても影響は半分」という見方でよろしいでしょうか?
災害対策を考えると「自家発電」「オール電化」「井戸水」が最強なんでしょうけどソーラーのコストパフォーマンスが悪い今はどうも踏み切れませんよねー
2系統の意味
エネルギー系統を2種類にしたのは、よりフレキシブルな対応が出来ると考えたからです。
オール電化にしてしまうと、今後のエネルギー事情が変更された時にそのエネルギー(例えばガスなど)を使用するのに大幅な変更が必要となってしまうと考えたのです。
その点、2系統にしておけば灯油からガスや電気に変更するのも理論的には楽なんだそうです。
建築士からの提案もそんな感じでした。
ただ、あくまでも机上の理論では・・・ってことですのでw&ランニングコストは床暖を含めると圧倒的に灯油だったので。
最後に、建築士からの秘密の情報ですが(だから裏はとってありませんw)エコキュートのファンはもうすぐファンの部分だけで販売を始めるそうです。=もうそろそろ最初の頃に導入したのが壊れる時期ってことですよね。
3~5年くらいしかもたないのでは???
なるほど
そういうことでしたか<2系統
エネルギー事情はどうしようもありませんからね。
エコキュートの件、了承しました。
でも、逆に言うとこれで寿命自体は伸びると言うことですね。問題はファンの値段と冷媒のヒートポンプの交換が可能かどうか、可能なら値段はいくらか、ということですね。