この間まで、雨が降り続いていて分からなかったのですが、昨日今日と晴れたので判明したことがあります。
それは・・・・・・・
家の敷地の真下から水が上がっている!
という事。良く言えば、「湧き水」が出てきた。噴水とまではいかない。湧き水。
は?って思う人も多いと思います。
実は我が家、前回のリフォームで井戸を掘りました。
正確には、その前にあった井戸が枯れたので新しく一本掘ったというのが正しい。
井戸を掘削し使用可能になった時の記事がこれで、その後の問題点をあげた記事がこれ。
もう一度、おさらいしておきます。
掘り当てた水脈ですが、どうやら巨大なものだったらしい。
仮に、V字型の底とでも言っておきます。地下水脈ってのは未知なる領域らしく、
形がどうなっているか調べようが無いようです。だから、「仮に」としました。
大きな池が家の真下にあったという感じ。
そこにストローを指したので、大量に水が出てきた(これが最初の井戸掘削)
すると、あがりすぎて周辺部の水位が下がってきた。
そしたら、近隣の家で井戸が枯れた(減った、出なくなった)
文句が集中。それで、自費で「自噴止め」の工事を行う・・・。
つまり、ストローの幅を狭くすることによって、勝手に上がってくる水を少なくした。
結果、周辺部の水位が戻り、近隣の家でも井戸水が復活した。
という、面倒な事態になっておりました。
あれから、6年。
ついに最悪の事態へ・・・。
それは、勝手に上ってくる水を少なくしすぎて、地下の水がどんどんと上昇。
井戸の配管を通っていた水が、圧力に負けて横にそれだしたのです。
井戸の配管の周りをどんどんかけあがり、周りの土を跳ね除けて新しい「道」を作る。
その道を通って地上にまで上がってきた水が、コンクリートを押し上げて、地表に漏れ出した。
簡単に言えば、家の真下には目一杯水を含んだスポンジがある。
このまま、無視していたら、スポンジの中の成分までどんどん上に上がってきて、
家の下には水しかなくなる。プールに浮いている状態です。
そんなことになってはたまったもんじゃありません。
今は、少しずつ、土を排出している段階です。
こういう問題は、大工も配管屋も井戸掘り屋も行政も全部お手上げ状態。
面倒な事、限りなし・・・・。
とりあえず、自噴止めのコントロールできる部分を全部開放しました。
夏に融雪装置を起動させるわけには行かないので、この部分だけの開放。
要するに、今まで押さえつけていた分を開放し、水の逃げ場を作ってやる必要があるのです。
あまりにも逃がしすぎて地下水をあげすぎたら、また近所の人の井戸が枯れる。
また、今までと違い、配管とは別の道が出来上がっているので、一気に水を抜くと
地盤沈下を引き起こし、家が崩落する。
止めすぎたら、自分の家が水没、あるいは不安定になる。
そのバランスをとる必要があるようです。
今の所、横道からの湧き水は少なくなりました。
少しずつ、スポンジを絞っていこうと思います。
・・・・・・・・下手すれば、地盤沈下か。

コメント
Unknown
実家も井戸水でした。やはりトラブルが多発しましたね。
で、家の中は水道に戻し、外にある蛇口は井戸にし直しました。
夏場は洗車や、畑、家の外回りの掃除などに利用。
冬場はやはり、融雪に利用しています。
つるべ~さんへ
お久しぶりです。お元気でしたか?
今の電子機器(ボイラーなど含む)は基本的に水道水を基準に製作されていますからね。
その分、トラブルも多いです。
うちは生まれた時から(というかそれ以前からずっと)、井戸でした。
もちろん、父もそうでした。
だから、一時期水道水に変えたとき、ものすごいブーイングに。
ちょっと飲めないのです。
(といっても、京都や大阪に比べると随分良好でしたが)
我が家の水は、ちょっと炭酸混じり。
お風呂もちょっと気泡が体につきます。
味も美味しく、気に入っております。
・・・・いつまで落ち着いていてくれるかだけが心配ですが(笑)