悪い悪いと言われている外車(特にプジョー)の燃費についてです。
本日、およそ800km弱の一泊旅行(というかお祓い)から帰ってまいりました。
まず、高速走行。慣らし運転のつもりで燃費を意識して走行。
といってもほとんどクルコン使ってました。
クーラーは普通に使って、1Lあたり16km。
京都大阪では40度以上あったこともあって、クーラーはガンガンに。
停車時(一人が用事で20分以上離れる事もあり)にもクーラーつけっぱなし。
走っていない時間は3時間くらいあったと思います。
それで、800km弱トータルでの平均燃費は、1Lあたり13.5km。
往復に高速走行がありますので、割といい感じに出ました。
カタログの数値は、11.2なので実燃費は割りといいほうかなと。
(多分、街乗りだとこれくらいかちょっと低い位になるのでは?)
実は外車の場合、カタログの数値よりいい事がほとんどなのです。
もちろん、走行条件にもよりますが、信用の置ける数値と考えてもいいと思います。
日本の車の場合、ほとんどカタログ数値以下になっちゃいますよね。
ご存知だと思いますが、日本の10・15モードの燃費ってほとんど意味が無い。
エンジンを温めた状態でしか検査しないし、スタートも時速40kmまで14秒ほどかけるし。
最高速度が70kmって今時ありえないテストです。
詳しくはこちらへ。
日本では車を比較する際に、カタログの数値で比較します。
その数値を見て、購入を検討する人も多いと思います。
そうなると当然、メーカーはこの数値が悪いと売れなくなるので、この数値が高く出るようにセッティングします。
しかし、実際の使い方は、もっと過酷であるためカタログ数値以下の数値しかでなくなって
しまいます。
このテスト、あまりに評判が悪いので、1年前からJC08モードという新しいテストも
平行して行うようになっています。
今、発売している車は全てこのテストの結果も記載してあると思うので参考にどうぞ。
外車の場合、もっと厳しい(急発進や急停止、時速120km以上の高速走行など)条件でテストしています。
そして日本に輸出する場合も、わざわざ非現実的な10・15モードに合わせてセッティングもしないので、数値はどうしても低く出ます。
でも、あの数値(今回のプジョー207だと11.2)、結構実燃費に近い気がします。
もちろん、高速走行など条件がいい場合は、今回みたいにカタログスペック以上は
平気で出てきます。
フィアットの500も高速走行なら1Lあたり20km以上出るそうです。
もし、「燃費が悪いから」って理由だけで外車を避けていた人は再検討してみてもいいかと。
(しかし、外車は基本ハイオク指定なので、ガソリン代は高くなります・・・・)

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