姉・双子出産の舞台裏

無事に双子が誕生致しました。
自分の子供ではありませんが、なかなかに感慨深いです。
やはり出産ってドラマですよね。

僕は出産にあたり、いくつかの役割を担いました。
姉の精神的ケアも重要な仕事ですが、「記録係」もすることになりました。

そのため、入院前からデジカメによる撮影を繰り返してきました。
卯月のブログにある写真などもそうです。

さて、昨日が最も重要な日でありましたが、その時の様子を書こうと思います。

出産日の記録は「写真」よりも「動画」がメインでした。
やはり後々DVDにでもして見てもらいたいですし。
だからハンディカムも検討しておりました。ちょうどソニーのフルハイビジョンのHDD記録タイプのタイプ「HDR-SR1」が発売された時期だったので悩みましたが、夫婦で話した結果、
「今持っている資産を活かそう」ということでデジカメで動画をとることにしました。

そして手術前の本人のコメントを撮影し、とうとう手術室への移動。
病室内でお友達(4人部屋なので他のお方)や卯月との会話。
わいわいムードの中、真剣に姉を見つめる旦那さん。
そのうちに看護婦さんが車いすを持って到着。
みんなが心配そうに見守る中、一人明るく振る舞う姉。
廊下には実父が無言で見送り。そしてついに手術室へと向かう扉が閉まる。

ここまでを素人ながらではありますが、そつなく撮影。
よしよし、ということで一度持ってきていたパソコンに移動。
1GB近いファイルだったのでもしもの事を考え、「切り取り」ではなく「コピー」をしました。後ほど確認してから削除しようと・・・。

さすがにハイスピードタイプのSDカードでもずいぶん時間がかかります。
パソコンには「残り6分」との表示。
病室では一人旦那さんが手術後へ向けてのセッティングをしていたので応援しようとパソコンの前を離れました。

2分くらいして戻ってみると卯月が楽しそうに動画をチェック。
ああ、もう終わったのかと呑気に見ておりましたら・・・・。

あれ? 総ファイルサイズが小さい!!

事が判明。急いで変わって中を確かめるとなんと、先ほど撮影した
「病室内での会話~手術室へ」という馬鹿デカイ(長い)ファイルがない!!

前半戦、最も重要な場面がパソコンに入ってないのです。

一体どこへ?
とりあえず、どこにもないのでSDカードの中を見てみました。
するとなぜか何もない・・・・。

卯月が「コピー終わったから消した」との事。

・・・・・・・・・・は?

どうやら確認もせずにオリジナルを消去してしまったようです。
「その場にいなかったのが悪い」と言われ・・・旦那と実父の前ということも忘れ夫婦喧嘩。周りに誰もいないスペースでよかった・・・・。

3分ほど錯乱したが、過ぎてしまったことを言っても仕方ない。
前向きに考えることにする・・・

あ!!そうだ!!
と閃いたのがファイル復元ソフト。
急いで最寄りの電気屋(いつも通りがかりに見ていた小さな所)を目指すが、
あまりにも小さい電気屋だったのでそのままヤマダ電機まで車を飛ばす。
なにぶん時間がない。手術は30分程で終わり赤ちゃんが出るのだ。
それまでになんとかしないと。

すぐさまヤマダへ電話し、必要なソフトと2GBのSDカードを一番近いレジに急いで運んでもらった。

結論・・・・・・無事に復元し、その後の撮影も2枚のカードを駆使して無事に終了。

今回活躍したファイル復元ソフト・・・
AOSの「ファイナルデータ2006 特別復元版

SDカード内のデータも簡単に、しかもインストール無しで復旧!
大事な場面がない出産DVDもこれで復旧!
壊れかけた夫婦仲もこれで簡単に復旧!

ありがたや、ありがたや・・・

コメント

  1. 他人の卯月 より:

    Unknown

    記録係、お疲れさまでした~。

    データ無し騒動、お二人のやりとりが目に見えるようで、笑ってしまいました。ごめんなさい。
    でも、復旧できて良かったですね。
    内容が内容だけに、「仕方ないね・・。」ってワケにはいかないですもんね。

    もしかして、フェンディのバックは言い過ぎた事に対する、お詫びの気持ちがあったり無かったり?

  2. 身内の卯月 より:

    他人の卯月さんへ
    さすがにこの時は焦りました。
    自分自身、着実に事を運んだと思っていたのに、
    失敗しちゃって・・・(^_^;)

    しかし世の中には便利なソフトがあるもんです。
    義兄は元エンジニアなのであまり気にもとめてなかったようですが、無知な私はどうしたものか・・と
    頭の中錯乱状態。

    主人の行動力に感謝。
    バッグは・・・これからの労働力<子育て>に対する
    対価らしいですよ。(笑)

  3. clausewitz より:

    フェンディ
    無事に復旧できて本当によかったです。
    自分の子供なら「あーぁ」ってあきらめることも可能ですが、人の子供(他人の思い出)の事となると責任がありますからね。

    フェンディのバックはお詫びではありません。
    そうでないと、僕みたいに短気な男はどれだけプレゼントをしないといけないか・・・(笑)
    むしろ、これからの苦労に対する「ご苦労様」の前払いみたいなものです。
    別にこんなものあげなくても卯月はきちんと仕事をしてくれると思いますが、僕からの気持ちということで

  4. clausewitz より:

    あ!
    別室でPCを起動していた卯月に先を越されたみたいですね(笑)<コメント

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